名前を呼べなかった僕の笑いヨガ教室が、伸び悩んでいた本当の理由

笑いヨガ講師の気づき

楽しいのに、なぜかお客さんが増えなかった

昔の僕の笑いヨガは、とてもシンプルな考え方で成り立っていました。

教室でお客さんに思いっきり笑ってもらう。

楽しい気分になって、すっきりした解放感を持って帰ってもらう。

その気持ちよさが、自然とリピートにつながり、

口コミも広がっていくはずだ。そう信じていました。

実際、お客さんの反応は悪くありませんでした。

「楽しかった」「また来たい」という声もたくさんいただきました。

教室の雰囲気そのものは、決して失敗していなかったと思います。

それなのに、なぜか教室の人数はそんなに増えていきませんでした。

これだけ楽しいエクササイズを考えているのに、なぜだろう。

当時の僕は、ずっとそのことが不思議でした。

「コロナのせいだ」と思っていた頃

そうこうしているうちに、コロナ禍がやってきました。

教室の数は2つまで減ってしまいました。

「これはコロナのせいだ」。僕はそう思っていました。

世の中の状況を考えれば、たしかにそれも理由の一つだったと思います。

人が集まること自体が難しい時期でしたから。

でも、時間が経って冷静に振り返ってみると、

それだけでは説明がつかないことに気づきました。

コロナ以前から、お客さんはそこまで増えていなかったからです。

本当の原因は、もっと別のところにあったのではないか。

そう思うようになりました。

気づいた、本当の原因

考えて考えて、たどり着いた答えは、

意外なほど単純なものでした。

僕は、参加者の名前をちゃんと覚えていなかったのです。

覚えやすい人は覚える。

そうでない人は「まあいいか」で済ませてしまう。

今の自分では考えられないことですが、

当時はそれが当たり前になっていました。

教室に来てくれるお客さんには、

一人ひとりに名前があります。

その人だけの人生があり、その人だけの物語があります。

僕はそこに、ちゃんと向き合えていなかったのだと思います。

名前を呼ばれなかったお客さんの気持ち

教室では、みんな大笑いしてくれました。

それは本当のことです。

でも、教室が終わったあと、お客さんの心の中には、

何か物足りなさが残っていたのではないか。

今はそう思っています。

「自分という人間を、特別な存在として認めてほしい」

これは、誰の心の中にもある気持ちです。

どれだけ楽しい時間を過ごしても、

この気持ちが満たされなければ、心のどこかに小さな穴が残ってしまう。

特に、女性のお客さんが多かった僕の教室では、

その気持ちがなおさら強かったのではないかと感じています。

笑いヨガのテクニックより、大切なこと

この気づきから、僕は考え方を大きく変えました。

笑いヨガのテクニックを磨くことは、もちろん大切です。

でも、それだけでは足りません。

目の前にいる一人のお客さんに、どれだけ心を寄せられるか。

名前を呼ぶ、目を合わせる、その人の話を覚えている。

そういう小さな積み重ねこそが、リピートにつながり、

新しいお客さんを連れてきてくれる力になるのだと思います。

まとめ

楽しませることだけを考えていた昔の僕。

評判は良かったのに、お客さんが増えなかった理由は、コロナではなく、

一人ひとりに向き合う姿勢が足りなかったことにありました。

気づいたときから、僕の教室は少しずつ変わっていきました。

この気づきが、同じように「頑張っているのに伸びない」

と感じている方の、何かのヒントになれば嬉しいです。

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