こんにちは。浜松で笑いヨガ講師をしている、山下直です。
前回のnoteでは、45名のデイサービスで盛り上がりすぎて、
のどを痛めた話を書きました。今回はその続きです。
なぜ、私はのどを痛めたのか。
どうすれば、同じことをくり返さずにすむのか。
講師として長く笑いを届けるために、自分なりに考えたことをまとめます。
私がのどを痛めた、本当の理由
いちばんの原因は、リップロールをさぼっていたことだと思います。
(あくまで、私自身がそう感じているということです。)
リップロールは、昔、腹話術を習ったときに、
必ず最初にやることでした。
くちびるを軽くとじて「ブルルルル〜」と振るわせます。
声を出す前の準備として、とても大事にされていました。
それを笑いヨガにも取り入れて、しばらく続けていたのです。
ところが、だんだん忘れることが増えて、そのうち、やらなくなりました。
「今日は調子がいいから、大丈夫」
そう思った日が、いちばんあぶなかったのですね。
調子がいい日ほど、声が大きくなります。
準備なしで大きな声を出して、のどが悲鳴をあげました。
「笑いはおなかから」でも、のどは疲れる
笑いヨガでは、よく「笑いはおなかから」と言われます。
おなかから笑えば、のどにはあまり関係ない、とも聞きます。
たしかに、そのとおりだと思います。
でも、現場では、そうならないことがあります。
私の場合、デイサービスで声に力が入ってしまう理由が、2つありました。
1. 耳が遠い方がいらっしゃる
デイサービスには、耳が遠い方がいらっしゃいます。
「聞こえているかな」と思うと、
後ろの方まで届けたくて、声がどんどん大きくなります。
2. マスクをしている日がある
マスクをしていると、声がこもって聞こえにくくなる気がします。
「これは聞こえないかもしれない」と思うと、よけいに声に力が入ります。
おなかから笑っているつもりでも、
声を張り上げれば、のどに力が入ります。
それが45名の大きな輪で、ふだんより盛り上がったのですから、
のどが疲れても不思議ではありません。
リップロールを「くせ」にするために
リップロールが大切なことは、私が一番よくわかっているはずです。
問題は、やり方ではなく、忘れてしまうことでした。
そこで、「やる気」ではなく「しくみ」で続けることにしました。
- 会場に入る前にやる。 車を降りる前や、会場の入口で、1分だけやります。
- 持ち物と同じ並びにする。 「マイク・リップロール」と、準備のひとつとして決めます。
- 調子がいい日ほどやる。 「今日は大丈夫」と思ったら、それが合図です。
くせになるまでは、ちょっと面倒かもしれません。
でも、のどを痛めて、しばらく声が出なくなるよりも、
1分の準備のほうが、ずっと楽です。
大声に頼らずに、声を届ける工夫
もうひとつ大切なのは、「大きな声を出さなくても伝わる」ようにすることです。
次のような工夫を、これから試していこうと考えています。
(まだ試していないものもあります。やってみて、よかったことはまたお伝えします。)
- マイクを使う。 声を張るかわりに、機械の力を借ります。
- 大きな身ぶりを使う。 マスクで表情が見えにくい日は、手や体の動きで笑いを伝えます。
- 短い言葉で区切る。 ゆっくり、はっきり、ひと言ずつ話します。
- 近くに行って話す。 耳が遠い方には、近づいて、目を見て伝えます。
笑いヨガは、声の大きさを競うものではありません。
笑顔と、からだの動きと、楽しい空気があれば、笑いは広がります。
もっと手軽な「のどにやさしい方法」も試したい
リップロールは素晴らしい方法ですが、
もっと手軽にできて、のどにやさしい方法があれば、ぜひ試してみたいと思っています。
たとえば、次のようなものが気になっています。
- 声を出す前に、水をひと口のむ
- 小さな声で、ハミング(「ん〜♪」)をしてみる
- ストローをくわえて、声を出してみる
これらは、私はまだ本格的に試していません。
声を使うお仕事をしている方の間で
知られている方法だそうですが、合う・合わないには個人差があると思います。
やってみて、どうだったか、またブログで報告しますね。
のどが痛くなったときは
もし、のどが痛くなったり、声が出にくくなったりしたら、
声を休ませましょう。話すのも最小限にして、水分をとり、ゆっくり過ごします。
痛みやかすれが長く続くときは、早めに耳鼻咽喉科に相談してください。
まとめ
今回、私が学んだことは、この3つです。
- 調子がいい日ほど、リップロールをする
- 大声に頼らず、道具や身ぶりで届ける
- 手軽な方法も、少しずつ試してみる
リップロールを忘れて、のどを痛めたのは、恥ずかしい失敗です。
でも、そのおかげで、
「声を守ることも、講師の大切な仕事」とあらためて気づくことができました。
笑いヨガの講師さん、リーダーさん、
いっしょにのどを大切にしながら、これからも笑いを届けていきましょう。

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