いつ死ぬかわからない。だから私は、今を全力で生きることにした

人生の気づき / マインドセット

声が出なかった、あの知らせ

あれから一日がたち、少しずつ、言葉にできるようになりました。

大切な知人が、亡くなりました。

訃報を聞いたとき、あまりのショックで、声が出ませんでした。

知人は病気でした。

7月までは、いっしょに勉強会に参加して、

元気にお話をしていたのです。

9月25日、お会いしたとき、知人はベッドの上で横になっていました。

そのすがたは、すっかり変わっていました。

それでも、手はあたたかく、声はしっかりしていました。

それから4日後、訃報が届きました。

人の命は、こんなにも突然に、

私たちの手の中から離れていくのだと知りました。

思い出した、岡田武史さんの「人生の三原則」

悲しみの中で、ふと、ある言葉を思い出しました。

サッカー日本代表の元監督、岡田武史さんの「人生の三原則」です。

  1. 人は必ず死ぬ
  2. 人生は一度しかない
  3. いつ死ぬかわからない

あたりまえすぎて、いつもは、さらっと読み流してしまう言葉です。

でも今回は、胸にずしんと入ってきました。

なかでも、3番目の「いつ死ぬかわからない」から、お話ししたいと思います。

岡田さんは、人の目を気にして縮こまって生きたり、

守りに入って挑戦をあきらめたりして、

何になるのか、と問いかけています。

リスクをおそれず、自分の意思でやりたいことに

全力を出すべきではないか、というのです。

言いかえれば、「今を生きろ。今を全力で生きろ」

ということだと、私は受け取りました。

亡くなる4日前、知人の顔はおだやかだった

お会いした日のことを、何度も思い出します。

知人の顔は、おだやかでした。

そして、笑顔がありました。

そこには、死へのおそれよりも、

目の前にいる「私」という一人の人間がいました。

苦しい顔ではなく、よろこびのあふれる言葉と、やさしい微笑みがありました。

あの場所には、「今」しかなかったのだと思います。

過去をくやむのでも、先をこわがるのでもなく、

ただ、目の前の人と向き合う。

それが、あの日の知人のすがたでした。

そして私は、自分にこう問いかけました。

人の目を気にして、生きていないか。
本当にやりたいことを、やって生きているか。

死とは、生きている私たちに、

この問いを投げかけてくれるメッセージなのかもしれません。

「人は必ず死ぬ」だから、もっと全力でいい

一つ目の原則は、「人は必ず死ぬ」です。

そう、必ず死ぬのです。

だからこそ、もっと全力で、

力をつくしていいのだと思いました。

「情けない人生だ」
「あの時ああしていれば」
「俺はダメだ」

そんなふうに、自分をせめたり、

過去をくやんだりしている時間は、

必ずやってくる最期までの、とても大切な時間です。

その時間を、無駄にしていないでしょうか。

もっと、自分を大切にしたい。
もっと、目の前の人を大切にしたい。
そして、目の前の人が明るく光りかがやくには、何をすればいいのか。

力の向きを、そちらに全力で切りかえたとき、

人は本当の意味で「今」を生きられると、私は思います。

「人生は一度しかない」やりたいことリストを作り直す

二つ目の原則は、「人生は一度しかない」です。

一度しかないのに、私たちは「いつかやろう」と、

大事なことを先のばしにしてしまいます。

だから私は、やりたいことリストを、もう一度作り直します。

そして、この「いま、いま、いま」の連続の中で生きると、決めました。

一度しかない人生を、やり直す。立て直す。

そのために、今日から動きます。

氏名から、使命へ。「なおし」として生きる

私の名前は、山下なおし、です。

「なおし」という名前を、これまではただの氏名として使ってきました。

でも今日から、これを「使命」として使います。

人生を、なおす。
人生を、立て直す。
笑いを通して、目の前の人の人生を、

明るく書き換えるお手伝いをする。

それが、私の「なおし」という使命です。

知人は、最期の日々のなかで、

私に大切なことを教えてくれました。

あたたかい手と、おだやかな笑顔を、本当にありがとうございました。

いつ死ぬかわからない。

だから、今日、この一日を、全力で生きます。

あなたは、今、何をやりたいですか。
その「やりたい」を、どうか後回しにしないでください。

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