子どもたちに今、何が起きているのか
先日、添加物の専門家として長年活動されている
中戸川貢先生のセミナーを聞いてきました。
今日はその内容を、私なりにかみくだいてお伝えしたいと思います。
まず驚いたのは、全国の小学校で「特別支援学級」に通う子どもたち、
特に知的な発達に課題を抱える子どもたちが急に増えているという話でした。

その背景にあるとされているのが、「新型栄養失調」という考え方です。
ごはんは3食きちんと食べているのに、
体に必要な栄養素が足りていない状態のことを指すのだそうです。
栄養不足と発達の意外なつながり
英国の調査などでは、注意欠如・多動性障害(ADHD)
といった症状と栄養状態には強い相関があることが示されているそうです。
特にマグネシウム、亜鉛、オメガ3脂肪酸が不足すると、
症状が悪化しやすいというのです。
また、小麦(グルテン)や乳製品(カゼイン)
への不耐性・アレルギーを併せ持つ子どもの割合も高いことがわかっていて、
毎日の「食」を見直すことの大切さを改めて感じました。

便利さの裏にあるリスク——添加物とニセ食品
加工食品によく使われる人工甘味料や保存料、
そして「リン酸塩」は、体にとって大切なミネラルの吸収を邪魔してしまうそうです。
さらに、本来の原材料を使わず、添加物や油脂で風味だけを似せた
「ニセ食品」も増えていること、
残留農薬やプラスチック容器からの環境ホルモンなど、
今の食卓にはさまざまなリスクが重なっているというお話でした。
「安さ」や「手軽さ」の裏で、
子どもたちの健やかな成長が脅かされているかもしれない——
そう考えると、他人事ではいられません。
知らずに触れている「PFAS」という化学物質
セミナーで特に印象的だったのが「PFAS」の話です。
水や油をはじく性質があるため、
焦げつかないフライパン、防水スプレー、レインコート、
撥水カーペット、包装紙、泡消火剤など、実にさまざまなものに使われてきました。
国際がん研究機関(IARC)の分類では、
PFOAは最も危険度の高い「発がん性がある」に引き上げられ、
PFOSも「発がん性の可能性がある」とされています。
乳がんや腎臓がん、前立腺がんのリスク増加、
低出生体重、甲状腺疾患、コレステロール上昇、
免疫力の低下など、体への影響は多岐にわたるそうです。

飲料水の目標値も、日本は「PFOS・PFOAの合算で1Lあたり50ナノグラム」ですが、
アメリカは「各4ナノグラム」、ドイツは「4種類合計で20ナノグラム」
と、海外の方がずっと厳しい基準になっています。
そして驚いたのが、ここ浜松市の航空自衛隊基地周辺の地下水から、
暫定指針値の最大28倍という高い濃度のPFASが検出されているという事実です。
地域の問題として、決して遠い話ではありませんでした。
私たちにできる、小さな自衛
セミナーを聞いて感じたのは、「正しく恐れる」ことの大切さです。
むやみに不安がるのではなく、知った上で選ぶ。
それだけで、できることは増えます。
- 食品表示を確認し、添加物や加工度の高い食品をできるだけ避ける
- マグネシウム・亜鉛・オメガ3などのミネラルや必須栄養素を意識してとる
- 飲み水や調理器具の安全性を、一度見直してみる
どれも今日からできる、小さな一歩です。
私自身も、笑いヨガで心と体を元気にすることと同じくらい、
「何を体に入れるか」を大切にしていきたいと、改めて思わされたセミナーでした。



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