幸せの定義はわからない|ホモサピエンスから考える、幸せのハードルを下げていい理由

人生再起・生き方

いま、幸せですか?

突然こう聞かれたら、あなたはどう答えますか?

時間とお金が自由なら幸せ。

健康な体があれば幸せ。

家族の笑顔が幸せ。

友達と旅行に行けて幸せ。

仕事があって幸せ。

人それぞれ、色々な答えがある。

でも少し待ってほしい。

「幸せとは何か」を考えられること自体、

実はものすごく贅沢なことかもしれない。

「幸せ」を考えられるようになったのはいつから?

「幸せとは何か」なんて考えられるようになったのは、

ここ100〜200年くらいの話ではないだろうか。

それまでの人間は、生きることだけで精一杯だった。

大飢饉が起きれば食べ物がなくなり、

村人が次々と命を落とした。

地震・火山・台風などの自然災害で、

一夜にして多くの命が失われた。

病原菌が蔓延すれば、村ごと消えることもあった。

戦国時代は、いつ刀で斬られるかわからない。

びくびくしながら毎日を生き延びていた。

そんな時代に「幸せとは何か」と考える余裕は、なかったはずだ。

ホモサピエンスの時代——死と隣り合わせの30万年

さらに時代を遡ってみよう。

私たちの祖先、ホモサピエンスが地球に現れたのは約30万年前だ。

その頃の人間は、今とはまったく違う環境で生きていた。

マンモスやサーベルタイガーなど、

巨大な肉食動物に食べられる恐怖が常にあった。

毎日が命がけだった。

獲物が取れなければ餓死する。

寒さで凍え死ぬこともある。

仲間と群れを作り、

火を使い、必死に生き延びてきた。

その30万年のうち、3食安定して食べられるようになったのは

ほんのつい最近の話だ。

産業革命以降、わずか200年ほどのことだ。

つまり人類の歴史のほとんどは、

「今日を生き延びること」だけで精一杯だったのだ。

人間の心は、何万年経っても変わらない

面白いことがある。

人間の心は、何万年経ってもほとんど変わっていないという研究がある。

脳の構造も、感情の仕組みも、

基本的にはホモサピエンスの時代から大きく変わっていない。

変わったのは、周りの環境だけだ。

スマートフォンができた。

インターネットができた。

飛行機で世界中に行けるようになった。

でも私たちの心の奥底には、

あの時代の「生き延びなければ」という本能がまだ残っている。

だから現代人は、必要以上に不安を感じやすい。

必要以上に他人と比べてしまう。

必要以上に「足りない」と感じてしまう。

それはある意味、仕方のないことなのだ。

幸せのハードルを下げていい時代

では今の私たちは、どうすればいいのか。

答えはシンプルだと思う。

幸せのハードルを下げていい時代に、私たちは生きている。

爆弾も落ちてこない。

マンモスも来ない。

今日食べるものもある。

屋根の下で眠れる。

息を吸えている。

歩ける。からだが動く。

これだけで、十分すごいことではないか。

それでも日本では毎年2万人以上が自ら命を絶っている。

幸せのハードルを上げすぎて、

苦しくなってしまっているのかもしれない。

戦国時代の人が現代に来たら、こう言うだろう。

「今日も殺されなかった。

ご飯も食べられた。なんて幸せな時代だ!」と。

からだがある、それだけで幸せ

前回のブログで、からだのことを書いた。

からだがある。

それだけで幸せだと思う。

どもりでも、骨折した手首が曲がっていても、

このからだは今日も動いてくれている

呼吸をしてくれている。

心臓を動かしてくれている。

ホモサピエンスの時代から30万年、

命をつないできた先祖たちのおかげで、今私はここにいる。

そう考えると、このからだへの感謝しかない。

幸せは、すでにここにある

私もまだ、不幸思考になってしまうことがある。

「なんでうまくいかないんだ」

「自分はダメだ」——そういう気持ちが出てくることがある。

そんなときは、空を見上げる。

そして笑ってみる。

作り笑いでいい。

口を大きく開けるだけでいい。

すると不思議と、

「あ、今日も生きているな」という感覚が戻ってくる。

幸せとは、遠くにあるものではない。

すでにここにある。

息を吸えていること。

今日も目が覚めたこと。

このからだが動いていること。

それだけで、十分幸せなのだと思う。

まとめ|幸せのハードルを下げると、世界が変わる

今日お伝えしたことをまとめる。

  • 「幸せとは何か」を考えられること自体、贅沢なことだ
  • ホモサピエンスの時代から30万年、人類は死と隣り合わせで生きてきた
  • 人間の心は変わっていない。変わったのは環境だけだ
  • 幸せのハードルを下げていい。息を吸えるだけで幸せだ
  • 不幸思考になったら、空を見上げて笑ってみる
  • 幸せは遠くにあるのではない。すでにここにある

今日、空を一度見上げてみてください。

そして口を大きく開けて、

一度だけ笑ってみてください。

幸せは、すでにあなたのそばにあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました