からだをディスっていないか|コンプレックスと闘い続けた57歳が気づいた、からだへの愛し方【実話】

人生再起・生き方

あなたは今日、自分のからだに何か文句を言いましたか?

「なんでこんなに太いんだ」

「この顔が嫌だ」

「なんで病気になるんだ」——

私は長い間、毎日のようにからだをディスり続けていた。

今日はその話を正直に書きたいと思う。

恥ずかしい話だ。

でもこれを読んで、

一人でも「からだを大切にしよう」と思ってくれたら嬉しい。

小学時代——どもりで自分が嫌いになった

小学生のころ、私はどもりだった。

言葉が出てこない。

声が震える。

みんなの前で話すたびに、顔が赤くなった。

「なんで自分はこうなんだ」

からだへの不満は、その頃から始まっていた。

声を出すたびに、自分のからだを憎んだ。

中学時代——腎臓を悪くして入院した

中学に入ると、腎臓を悪くして3週間入院した。

運動ができなくなった。

「なんで俺ばっかり」

「なんでこんなに不幸なんだ」と毎日嘆いた。

入院中に授業は進む。

退院しても遅れを取り戻せない。

成績はいつも下から数えた方が早かった。

「どうせ俺には無理だ」という気持ちがずっとあった。

怒りはいつしかからだに向かった。

「なんでこんなからだに生まれたんだ」と。

右手首、複雑骨折——今も曲がったまま

※写真はわたしの右手首

中学のとき、鉄棒から落ちて右手首を複雑骨折した。

当時の医者が、曲げたままくっつけてしまった。

今も手首は曲がったままだ。

梅雨の時期になると痛みが増す。

不便なこともたくさんある。

長い間、手首を隠してきた。

半袖を着るのが嫌だった。

「なんでこうなったんだ」と何度も手首に罵声を浴びせた。

自分のからだの一部に、ずっと怒り続けていた。

からだをトコトン攻撃し続けた結果

小学生からずっと、私はからだをディスり続けた。

声が嫌い。

腎臓が嫌い。

手首が嫌い。

頭が悪い自分が嫌い。

いくら不幸なことがあっても、

友達の前では明るくしていた。

でもそれは本物の明るさではなかった。

不幸が漂う、変な明るさだった。

いじめにもあった。

家に帰ると情けない自分と向き合った。

飼っていた犬だけが、救いだった。

地獄の中を彷徨い続けていた。

そしてからだはどんどん言うことを聞かなくなった。

鬱になった。

病気になった。

様々な現象が起きた。

今、冷静に振り返るとわかる。

全部、からだへの攻撃が原因だったのだと思う。

いや、からだに対して復讐していたかもしれない。

からだを愛してあげればよかった

今は思う。

どもりの声にも

「毎日話そうとしてくれてありがとう」と言えばよかった。

腎臓に「3週間、必死に戦ってくれてありがとう」と言えばよかった。

曲がった手首にも「不便をかけてごめんね。いつもありがとう」

と声をかけてあげればよかった。

たとえ不完全でも、

このからだはずっと私のために動いてくれていた。

以前のブログで「肉体は借り物」と書いた。

その気持ちの100分の1でも早くから持っていれば、

人生が変わっていたかもしれない。

でも、気づけてよかった。

この温かいからだと、今ここにいる

人間は死んだら、肉体から離れる。

だからこそ今、この温かいからだに目を向けるべきだと思う。

あと何年の命かは、誰にもわからない。

でも今、このからだは確かにここにある。

温かく、動いている。

呼吸をしている。

外には色々な情報が飛び交っている。

SNS、ニュース、他人の評価——次々と情報が押し寄せてくる。

でも、そこまで重要なことがあるだろうか。

外よりも、

内側の自分のことの方が遥かに大切で、

尊いことだと思う。

忘れてしまったこの最も身近な肉体。

毎日一緒にいるのに、一番ないがしろにしてきた存在。

それを思い出すことが、

人生好転のチャンスだと見えてきた。

まずからだを整える。そうしたら人生が変わる

脳を鍛えよう、潜在意識を変えよう、

状態を整えよう、行動しよう——そういう話はたくさんある。

でも私は今、こう思っている。

まずからだを整えることだ。

からだに感謝する。

からだに声をかける。

からだを愛おしく思う。

この期間限定のからだと、丁寧に共に生きていく。

そうしたら行動が変わる。

考え方が変わる。

人生が好転していく。

曲がった手首も、

どもりの声も、

すべて私のからだの一部だ。

今日から、ディスるのをやめる。

愛してあげる。

あなたも今日、自分のからだに「ありがとう」と一言だけ言ってみてください。

それだけでいい。

それだけで、何かが変わり始めるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました