寝る前に聞こえた「体!」という声|17日間動けなかった57歳が気づいた、体への感謝と借り物の肉体という真実【実話】

人生再起・生き方

4月の中旬、夜寝る前のことだった。

突然、声が聞こえた。

「体!」

たった一声。

それだけだった。

誰の声かもわからない。

何のためかもわからない。

でも、全身がぴたりと止まるような感覚があった。

これは、大切なことだ。

胸の奥で、何かがざわめいた。

今年の1月、私は17日間動けなかった

今年の1月下旬から2月中旬にかけて、私は病気で家にいた。

菌が足に入った。

最初は小さな違和感だった。

でも気づいたときには、右足がパンパンに膨らんでいた。

38℃を超える熱が5日間続いた。

体に力が入らない。

立つことも、歩くことも、まともにできなかった。

17日間、ほぼ寝たきりの状態だった。

孤独と恐怖の中で、頭をよぎった言葉

そのとき、頭の中は暗い言葉で埋め尽くされていた。

もう自分はダメだ。

力も入らない。

生きている価値もない。

孤独だった。怖かった。

このまま誰にも気づかれずに終わるのかもしれない——

そう思った夜が何度もあった。

57歳、一人でいる夜の長さは、

想像以上に重くのしかかった。

幸いにも、体は回復してくれた。

でも2か月が経つうちに、

あの恐怖を忘れかけていた。

日常が戻ると、人間は不思議なほど早く、

苦しかった記憶を薄めていく。

体が必死に生き延びてくれたことも、どこか遠い話になりかけていた。

寝る前に聞こえた「体!」という声

そのタイミングで、声が聞こえた。

4月の中旬、夜寝る前。

頭が静かになった瞬間だった。

「体!」

一声だけ。

でも、はっきりと聞こえた。

誰だろう。

何のためだろう。

しばらく考えた。

そして気づいた。

17日間動けなかったあの経験を、

私はもう忘れかけている。

体が必死に生き延びてくれたのに、

感謝どころか、また当たり前のように使い始めていた。

「もっと、自分の体と向き合え。大切にしろよ。」

そういうメッセージだと、私は受け取った。

こういう声、皆さんにもありませんか?

振り返ってみると、こういう声が聞こえる現象は、

決まってリラックスしているときに来る。

夜寝る前、トイレを済ませた後、

散歩しているとき、ぼんやりしている瞬間——

頭が静かになったときに、ふっと聞こえる。

天の声、潜在意識、魂からのメッセージ。

呼び方は何でもいい。

でも私はいつも、これはものすごく大切なことだと感じる。

今回のブログは3回連続でスピリチュアルな話になっているけれど、

これが今の私の正直なところだ。

作り話は一切ない。

お風呂の中で、体に声をかけるようにした

「体!」という声を受け取ってから、私は変わった。

お風呂の中で、体に声をかけるようにした。

「今日も足さん、たくさん歩いてくれてありがとう。」

「胃さん、今日もたくさんの物を消化してくれてありがとう。」

ゴシゴシと洗うのをやめた。

愛情を込めて、優しく、ゆっくりと洗うことにした。

最初は少し照れくさかった。

でも続けていくうちに、なんとも言えない温かい気持ちになってきた。

自分の体が、急に愛おしくなってきた。

ああ、この体はずっと私のために動いてくれていたんだ。

そう気づいたとき、胸の奥がじんわりと温かくなった。

以前の私は、体を責めていた

考えてみれば、長い間、自分の体をないがしろにしてきた。

感謝なんてしたことがなかった。

当たり前のように使い、気に食わないと責めた。

なんだこの手は。

なんでこんな体なんだ。

そう思ったことが何度もある。

吃音で声が震えるたびに、自分の体を憎んだこともあった。

今なら思う。

それは、自分の一番の味方を傷つけていたのと同じことだった、と。

肉体は借り物だ。最後はきれいにたたんでお返ししたい

この体は、借り物だ。

いつか必ず、脱ぎ捨てる日が来る。

57歳になると、それがぼんやりとではなく、

リアルに感じられるようになってくる。

脱いで、脱ぎっぱなしはよくない。

最後は、きれいにたたんでお返ししたい。

アイロンをかけた白いシャツのように、丁寧に、感謝を込めて。

そのためには今から、この体と共に生きるしかない。

優しく声をかけて、感謝して、愛情を込めて扱う。

毎日少しずつ、丁寧に。

そうすれば、最後の日に「ありがとう、お世話になりました」

と言いながら、きれいにお返しできると信じている。

所詮、最後に残るのは魂だけ

所詮、最後に残るのは魂だけだ。

だからこそ、内側も外側も、すべて自分の一部として大切にしながら生きたい。

肉体は魂の乗り物だ。

17年間笑いヨガを続けてきて、

笑うことが体と心をつなぐ行為だと感じてきた。

笑いヨガも、体への感謝も、根っこはまったく同じところにある。

今日も生きている。

それだけで、十分すごいことだ。

まとめ|「体!」という声が教えてくれたこと

今回、「体!」という声が教えてくれたことをまとめます。

  • 病気で17日間動けなかった経験を、忘れかけていた
  • 寝る前に「体!」という声が聞こえ、我に返った
  • お風呂の中で体に感謝の声をかけるようにした
  • ゴシゴシ洗うのをやめ、愛情を込めて優しくゆっくりと洗うことにした
  • 肉体は借り物。最後はきれいにたたんでお返ししたい
  • 所詮残るのは魂。だからこそ今を愛情込めて丁寧に生きる

今夜のお風呂の中で、

一度だけ自分の体に「ありがとう」と言ってみてください。

照れくさくていい。

うまく言えなくていい。

ただ、言ってみる。

それだけで、あなたと体との関係が、

少し変わり始めるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました