笑いヨガで孤独死を防ぎたい——市役所に企画書を持って飛び込んだ日に気づいたこと

人生再起・生き方

日本では今、年間76,000人が「孤独死」で亡くなっている。

誰にも気づかれないまま、一人で逝く人がそれほど多い。

2024年には孤独孤立対策推進法が施行されたが、

現場の実態はほとんど変わっていないのが正直なところだ。

そのことが、ずっと頭の片隅に引っかかっていた。

17日間、一人で動けなかった体験

今年の1月下旬、菌が足に入り込んだ。

最初は小さな違和感だった。

でも気づいたときには、右足がパンパンに膨らんでいた。

38℃を超える熱が5日間続き、体に力が入らない。

立つことも歩くことも、まともにできなかった。

17日間、ほぼ寝たきりの状態だった。

布団の中で浮かんだ言葉

布団の中で天井を見つめながら、ふとこんな思いが浮かんだ。

「このまま死んだら……孤独死だな」

それは他人事ではなかった。

誰にでも起こりうる現実として、

すとんと胸に落ちた瞬間だった。57歳、

一人でいる夜の長さは、想像以上に重くのしかかった。

その体験が、今回の行動の原点になっている。

笑いヨガが、孤独死を防ぐ「3つのコア機能」

笑いヨガ(ラフターヨガ)は、

1995年にインドの医師マダン・カタリア博士が創始した健康法だ。

現在110カ国以上に広がり、

「笑いの体操」と「ヨガの呼吸法」を組み合わせた独自のアプローチで、

ユーモアや冗談がなくても参加できる点が最大の特徴だ。

科学的にも、「作り笑い」であっても

本物の笑いと同じ健康効果があることが立証されている。

では、笑いヨガはどのように孤独死防止につながるのか。

自分が考える「3つのコア機能」をお伝えしたい。

機能1|居場所づくり(社会的つながりの構築)

定期的に顔を見せ合える「場」が地域に生まれる

声を出して笑い、目を合わせることで、

初対面の人や人見知りな高齢者でも、

短時間で強い親密感が生まれる。自然なコミュニティが育っていく。

機能2|見守りネット(住民同士のセーフティネット)

毎週・隔週など定期的なルーティンになると、

「いつも来ている〇〇さんが今日いない」という異変に参加者同士がすぐ気づける。

行政や専門機関に頼りきらない、住民同士の自然な見守り網が生まれる。

機能3|心身の回復(医学的・心理的効果)

大声で笑うことでNK細胞が活性化し免疫力が向上する。

ストレスホルモン(コルチゾール)が減少し、

うつや孤独感も和らぐ。

脳への血流増加による認知症予防効果についても研究が進んでいる。

市役所に、飛び込んだ

昨日、A4・5枚の企画書を持って市役所の高齢福祉課を訪問した。

完全な飛び込みだ。

担当者は不在。

じっくり説明する時間もなかった。

それでも、自分がなぜこれをやるのかを話した。

この活動によって誰が救われるのかを話した。

笑いヨガがつくる「つながり」で、どんな町になれるのかを話した。

「高額な監視システムではなく、明日あそこへ行って、

あの人と笑おうと思える場所が必要なんです」——そう伝えた。

市役所を出た後、社会福祉協議会にも同じ企画書を届けた。

次のステップは地域包括支援センターへの訪問だ。

さぼっていた自分と、再起の誓い

笑いヨガを始めた最初の2〜3年、

毎日自転車でポスティングした。

異業種交流会に参加して名刺を配り続けた。

少しずつお客さんが増え、

手応えを感じた頃——動くのをやめてしまった。

あの時、継続できていたら。

きっと今頃もっと多くの人とつながれていたはずだ。

今回、久しぶりに動き出して感じたことがある。

AIが普及するこれからの時代だからこそ、

「人と人がいる場の空気感」は代替不可能な価値を持つ。

テキストも音声もAIは扱えるが、

笑い合う場のあの感覚は、どんな技術でも再現できない。

だからこそ笑いヨガには意味がある。

孤独に苦しむ人の数を、少しでも減らす可能性がある。

これから、気づいたらどんどん動く。

躊躇わず飛び込む。

それがきのうの自分への誓いだ。

まとめ|笑いヨガで、孤独死のない町をつくりたい

今回の行動でわかったことをまとめます。

  • 年間76,000人が孤独死している現実は、他人事ではない
  • 笑いヨガには「居場所・見守り・心身回復」の3つの機能がある
  • 市役所・社会福祉協議会への飛び込み訪問を実行した
  • AIの時代だからこそ、人と人がつながる「場の空気感」に価値がある
  • 継続することをやめない。気づいたら動く

「泣いて生まれ、笑って死ぬ」——

それが私の目指す世界です。

一緒に笑いましょう。

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