先日、46歳のビジネスで成功されている方と話す機会があった。
その方からこんなことを言われた。
「山下さん、自分の強みを知ってますか?強みはビジネスに使えます。
まず15人に聞いてみてください。
『山下さんの良いところを一つ教えてください』と」
自分の良いところは、自分では気づかない
その方が教えてくれたことがある。
自分にとってあたりまえのこと、
どうでもいいと思っていること——
それが他人から見たら長所であり、
良いところになっている。
だから自分で考えても出てこない。
人に聞くしかない、と。
なるほど、と思った。
と同時に、少し怖かった。
もし「良いところが何もない」と言われたら。
もし誰も答えてくれなかったら。
でも勇気を出して、15人に聞いた。

「心に声が乗っている」——一番意外だった言葉
ヒューマンアカデミーの生徒さんからこんな言葉をもらった。
「いつも元気」
「笑顔がいい」
「感じがいい」
「ネタが尽きない」
「声が大きい」
嬉しかった。でも一番意外だった言葉は、これだった。
「心に声が乗っている」
全然思ってもいなかった。
考えたこともなかった。
声が高くて、どもりで、何度も嫌になった。
人前で話すたびに「またどもった」
「また笑われた」と落ち込んだ。
鬱になったこともある。
声のことで、長い時間悩み続けた。
それなのに「心に声が乗っている」と言ってもらえた。
悩みは、ただの思い込みだったかもしれない
この言葉をもらって気づいた。
勝手に悩んで、勝手に落ち込んで、
勝手に「自分はダメだ」と
思い込んでいただけだったのかもしれない。
他人から見えている自分と、
自分が思っている自分は、全然違った。
悩んでいたのは事実だ。
苦しかったのも本当だ。
でも、その悩みの多くは
「独りよがりの思い込み」だったのかもしれない。
そう気づいたとき、長年の重荷が少し軽くなった気がした。

倫理法人会・ラフターヨガ仲間からの言葉
倫理法人会やラフターヨガ仲間にも聞いた。
「話しかけやすい」
「フレンドリー」
「オーラがある」
「笑いを届けてくれる」
「ゴミ拾いしてる」
「親孝行」
「勉強熱心」
「素直」
「自分を表現できる」
「努力家」
「情熱がある」
最初に読んだとき、正直こう思った。
「誰のことだ?」
あたりまえが、長所だった
特に「勉強熱心」という言葉には驚いた。
勉強しているつもりは全くない。
ただ、お客さんが飽きないように。
楽しんでもらえるように。
そう思って取り組んでいるだけだ。
それが「勉強熱心」に見えていた。
「ゴミ拾いしてる」も同じだ。
毎朝やっているから、もうあたりまえになっている。
でも他人から見れば、それが長所になっている。
自分にとってのあたりまえが、他人にとっての長所だった。
これは本当に大切なことだと思う。
自分を過小評価している人ほど、
実は周りからたくさんの長所を見てもらっている。
でも自分では気づかない。
だから人に聞くことが大事なのだ。
「自分が信じたものをやり続ける強さ」
全部の言葉の中で、一番心に響いた言葉がある。
「自分が信じたものをやり続ける強さ」
読んだとき、正直、泣きそうになった。
ぼくほど弱くて脆い人間はいないと思っていた。
たまに疑うこともある。
落ち込むこともある。
自分が嫌になることだってある。
でも——笑いヨガに関しては、ずっと信じてきた。
17年間、ずっと信じてきた。
笑顔の先に未来がある。
笑いが人をつなぐ。
笑いヨガが、誰かの人生を変える力を持っている。
そのことを、一度も疑ったことがなかった。
弱いから、信じるしかなかった
振り返ると、ぼくが笑いヨガを信じ続けられたのは、強かったからじゃない。
弱かったから、信じるしかなかった。
お金がなくて、収入がゼロの時期もあった。
病気で動けない日もあった。
誰にも理解されないと感じた夜もあった。
それでも笑いヨガだけは手放せなかった。
手放したら、何も残らないから。
その「信じるしかなかった姿」が、
他人から見たら「信じ続ける強さ」に見えていた。
弱さが、強さだった。

この世は、自分を知る旅だ
誰かがこんなことを言っていた。
「この世は自分を知る旅だ」
15人に強みを聞いて、
その言葉の意味が少しわかった気がした。
自分はまだ、自分のことを全然知らない。
どもりで悩んでいた声が「心に声が乗っている」と言われる。
勉強していないつもりが「勉強熱心」と見られる。
弱いと思っていたのに「信じ続ける強さがある」と言われる。
まだまだ知らない自分が、たくさんいる。
これだけ長所があるなら、もっとがんばれる。
もっと自分を信じられる。
そしてもっと人のことを知りたいと思った。
自分を知ることは、人を知ることでもある。
笑いヨガを通じて、これからも、もっと深く人とつながっていきたい。
まとめ|自分の強みは、他人が知っていた
今回お伝えしたかったことをまとめます。
- 46歳のビジネスで成功している方に「15人に強みを聞け」と言われた
- 自分にとってのあたりまえが、他人から見たら長所になっている
- 「心に声が乗っている」——どもりで悩んでいた声が、一番の長所だと言われた
- 悩みの多くは、独りよがりの思い込みだったかもしれない
- 「自分が信じたものをやり続ける強さ」——弱さが強さになっていた
- この世は自分を知る旅。もっと深く自分を知り、人を知りたい
自分の強みは、自分の外にあった。
だから人に聞いてみてほしい。
きっと、思ってもいない言葉が返ってくる。


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