80話書いてわかったこと——笑いヨガ講師が気づいた「続ける」が人生を書き換える理由
「笑って人生を書き換えるストーリー」が、80話に届いた。
書き始めた頃の自分を思い出す。
鬱のどん底。
収入ゼロ。足が動かなくなった冬。
布団の中で「このまま終わってもいい」と本気で思っていた。
そんな私が、80本の物語を書いた。
数字は小さいかもしれない。
でもこの80話には、私の17年間と、出会ってきた人達の思いが詰まっている。
どん底から始まった物語
最初の記事を書いたのは、
笑いヨガ講師として立て直しを決めた日のことだった。
「笑えるわけないじゃん!」——6畳の部屋で叫んだあの夜から、
静岡県初の笑いヨガリーダーになるまで。
どもりで笑われた小学生が、「声が届く」と言われるまでの17年間。
書きながら気づいた。
物語は「うまくいった話」だけではない。
イトーヨーカドーの催事で20人が7人になった黒歴史も、
老人施設で笑いすぎたおばあちゃんのクレームで中止になった日も、
全部が物語の一部だった。
失敗は弱さではない。
続けるための栄養だった。

笑い(ラフター)ヨガとゴミ拾いが教えてくれた「継続の本質」
2022年3月23日からゴミ拾いを続けて、1530日以上が過ぎた。
熱が38.4℃あった日も、足が腫れた日も、やめなかった。
なぜ続けられたのか、と聞かれることがある。
答えは「続けようとしていないから」だと思っている。
朝、氏神様に参り、ゴミを拾う。
それが日常になった。
特別なことではなく、
歯を磨くように、息を吸うように、続いている。
笑いヨガも同じだ。
気分が乗らない日も笑う。
それが笑いヨガの核心で、
17年間私を支えてきた実践だ。
80話書いた今もそうだ。
「今日は何も浮かばない」という日も、
キーボードに向かった。
その積み重ねが、80という数字になった。
続けることの本質は、変化を「起こすこと」ではなく、
変化を「信じること」だと気づいた。

物語が人をつなぐ——孤立の時代に必要なこと
日本では年間76,000人以上が孤独死し、
約2万人が自ら命を絶っている。
根っこにあるのは、どちらも「孤立」だ。
笑いヨガを17年続けてきて、確信していることがある。
人は数字では動かない。
物語で動く。
東日本大震災の被災地で、
津波で娘と孫を失ったおばあさんが言った言葉——
「手を握るだけで救われる」。
その一言が、私の笑いヨガの原点になった。
15年ぶりに扉を開けてくれた80歳のKさん。
デイサービスで「両腕が上がるようになった」と教えてくれた女性。
石巻山の神社で「笑いは祓いです」と言った見知らぬ男性。
80話のストーリーは、そういう出会いと気づきの記録だ。
笑いヨガの「効果」ではなく、
笑いヨガの「物語」を届けるために書いてきた。

81話へ——あなたの物語も、今日から始まっている
人生は、今この瞬間も書き換えられている。
57歳でゼロから立て直した
私が言えることは、一つだけだ。
気づいた日がスタートだ、ということ。
昨日と同じ朝でも、笑ってみると少し違う景色になる。
同じ道を歩いても、ゴミを一つ拾うと町との関係が変わる。
同じ自分でも、1行書くと昨日の自分とは違う自分になる。
「笑って人生を書き換えるストーリー」は、私だけの物語ではない。
読んでくださったあなたの中で、あなたの物語と混ざり合い、
新しい何かが生まれる——そう信じて、81話を書き始める。
笑って、続けよう。


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