noteを読んでくださって、ありがとうございます。
Kさんが教室に来てくれた昨日のこと、
もう少し詳しくお伝えしたいことがあります。
15年という時間、笑いの力、
そして「つながり」について、正直に書かせてください。
どもりながら立ち上げた教室に、通い続けてくれた人

17年前、私はぴぽぱの会という
笑いヨガ教室を立ち上げました。
吃音があり、どもりながら、
おどおど、びくびくしながらやっていた教室です。
今思えば、よくあの状態で人前に立てたと思います。
でも、Kさんはそんな私の教室に毎回通ってくれました。
当時Kさんは65歳。
背筋の伸びた、しっかりとした女性です。
私がどもっても、おどおどしていても、
いつも笑顔で参加してくれた。
その存在がどれほど支えになったか、言葉になりません。
2011年から15年、廊下での挨拶だけになった
2011年の東北大震災のころから、
Kさんは身の回りのことで忙しくなり、教室に来られなくなりました。
でも縁は続いていました。
同じ協働センターで、Kさんはコーラスを、
私は笑いヨガを続けていたので、
廊下でちょくちょく顔を合わせ、挨拶を交わしていました。
教室で一緒に笑うことはなくなっても、
つながりは切れていなかった。
今になって思えば、それが大切だったのかもしれません。
13時開催の奇跡、15年ぶりの再会
いつもの笑いヨガ教室は11時開催です。
でも昨日だけは13時開催でした。
「その時間なら参加できる」
Kさんからそう連絡が来たとき、正直、胸が震えました。
教室に現れたKさんは、
15年前と変わらず姿勢が美しく、
表情も明るい。体操教室で猫背に気をつけているそうです。
80歳とは思えない佇まいでした。
話し始めたら、15年の歳月が一瞬で飛びました。
昨日会ったような自然さで、すぐに打ち解けました。
そして笑いヨガが始まると、Kさんは思いっきり笑ってくれました。
「笑いヨガをやる人は、みんないい人ばかり」

セッションが終わり、Kさんに感想を聞きました。
「楽しかった。また機会があれば来たい。
15年前と比べて、色々な笑い方や道具を使っていて良かった。
そして笑いヨガをやる人はみんないい人ばかりで良かった」
この言葉を聞いたとき、
17年間続けてきて本当に良かったと思いました。
そして夜、LINEが届きました。
「コーラスの教室を早めに終わらせてもらって、
笑いヨガ教室に途中からでも参加します。」
画面を見ながら、涙が出そうになりました。
笑うと、こんな人たちが集まってくる
昨日の教室には、本当に様々な方が来てくれました。
バーテンダーのオーナー、
静岡大学の元教授、
習字の先生、
ヨガ歴30年の現役講師。
普段まったく違う世界で生きている人たちが、
笑いヨガという場所で一緒に笑っている。
笑いには、肩書きも年齢も関係ない。
笑った瞬間、全員が対等になります。
それが笑いヨガの一番好きなところです。
15年という時間が教えてくれたこと
Kさんが15年ぶりに来てくれたことで、
改めて気づいたことがあります。
つながりは、切れているように見えても切れていない。
廊下で挨拶を続けていたから、
15年後にまた笑えた。続けていたから、また会えた。
孤独死が年間7万6000人を超えるこの時代に、
一番必要なのはこういう
「細くても続くつながり」なのかもしれない。
笑いヨガは、その細い糸を結び直す場所だと、
昨日のKさんを見て確信しました。
まとめ
15年ぶりに扉を開けてくれたKさんから、
たくさんのことを教わりました。
続けることの意味。
つながりの強さ。
笑いが持つ、時間を超える力。
どもりながら立ち上げた教室が、
17年後もこうして誰かの居場所になっている。
それだけで、十分すぎるくらい幸せです。
来月も、再来月も、ここで笑い続けます。
いつかのいい日のために
今ここにいます。

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