「お前は人前に立てないな」
小学校の先生に言われたその言葉が、何十年も心に刺さったままでした。
どもりがある。声が高い。早口になる。 人前で話すたびに、あの日の教室に引き戻される。
それでも私は今、57歳で声を届け続けています。
なぜ続けられたのか。何が変わったのか。 この記事では、その答えをすべてお話しします。
ぼ、ぼくは——」言葉が出てこなかった小学校時代

クラスのみんなが笑っている。
言葉が出てくるたびに、教室が静まり返る。 そしてまた、笑い声が起きる。
どもりがひどかった私にとって、学校は毎日が緊張の連続でした。
そんなある日、先生がこう言いました。
「お前は人前に立てないな」
その言葉は、私の中に深く刺さりました。
「自分は人前に立ってはいけない人間なんだ」 そう信じて、何十年も生きてきました。
それでも笑いヨガ講師になった理由
どもりがある。声が高い。早口になる。
普通に考えれば、人前で話す仕事など、最も向いていないはずでした。
それでも笑いヨガに出会い、気づいたら講師として人前に立っていました。
気づいたら、17年間続いていました。
最初は怖かった。 毎回、声を出すたびに「また笑われるんじゃないか」と思っていました。
でも続けるうちに、お客さんからこんな言葉をいただくようになりました。
「笑顔が素晴らしい!」 「みんな引き込まれる」
「笑い声もいい」 「声も届いていますよ」
あの日、「お前は人前に立てない」と言われた私が—— 「声が届く」と言ってもらえた。
この言葉がなければ、続けられなかったと思います。
人は誰かの言葉で傷つくけれど、誰かの言葉で救われることもある。
17年間で、一番大切なことを教えてもらいました。
2022年、音声配信を始めて気づいたこと
2022年1月3日。 スタンドFMで音声配信を始めました。
理由はシンプルでした。 「自分の声が嫌いだった。どもりを直したかった。」
毎朝、倫理法人会の「職場の教養」を読み、感想を話して配信する。
それだけのことを、毎日続けました。
後から聴き返すと、今でも恥ずかしくなります。 どもりも早口も、まだ直っていません。
でも——続けるうちに、大切なことに気づきました。
どもりへの恐怖も、声へのコンプレックスも—— 全部、過去の自分の勝手な思い込みでした。
「人前に立てない」という思い込み。
「自分の声はダメだ」という思い込み。
「どもりがある自分は恥ずかしい」という思い込み。
それは事実ではなく、小学校のあの日から続いてきた、ただの思い込みでした。
その思い込みに気づいた瞬間—— どもりも声も、初めて許せるようになりました。
自分の声が、好きになりました。

あの先生の言葉は、私の限界じゃなかった
「お前は人前に立てないな」
あの言葉は、私の限界ではありませんでした。
先生も悪気はなかったと思います。 ただ——あの言葉は、正しくなかった。
そしてもし今、あなたの心にも誰かの言葉が刺さっているなら、伝えたいことがあります。
その言葉は、あなたの限界じゃない。 それは過去の、誰かの勝手な思い込みです。
私は57歳の今も、声を届け続けています。
どもりも、高い声も、早口も——全部そのままで。
それでも、届いています。
まとめ|人生は何歳からでも、書き換えられる
- 小学校でどもりを笑われ、「人前に立てない」と言われた
- それでも笑いヨガ講師として17年間、人前に立ち続けた
- 音声配信を通じて、思い込みに気づき、自分の声を好きになれた
- 57歳の今も、声を届け続けている
過去の言葉に縛られなくていい。
思い込みは、気づいた瞬間に変えられる。
人生は、何歳からでも書き換えられる。
あなたの声も、必ず誰かに届きます。


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