流される人生を、57年間生きてきた。

「目標を持たない人生は、浮き輪で流されているのと同じ。」
ナポレオン・ヒルのこの言葉を読んだとき、胸を刺されたような気がしました。
これは、私のことだ。
毎年、倫理法人会の所信表明で格好よく語る。 「今年はこういう年にします」「この目標を達成します」
でも年末には、その言葉をほとんど覚えていない。
大晦日、NHKの「ゆく年くる年」を見ながら、また同じことを呟く。 「来年こそはいい年にするぞ」
そして、また同じ一年が始まる。
その繰り返しでした。57年間、ずっと。
仕事も、人生も、ずっと中途半端だった。
転職は8回以上。 物流の仕事も続かない。 笑いヨガは17年間続けているけれど、仕事にはなっていない。 クラブエコウォーターの代理店も、中途半端なまま。
お金がない。 その日を生きるために、単発バイトのタイミーで働く毎日。
将来が、怖かった。 でも、どう変えればいいかも、わからなかった。
足が動かなくなった日

そんなある日、体に菌が入り、足が動かなくなりました。
17日間、仕事ができませんでした。
収入、ゼロ。
体の不安。お金の不安。この先の不安。
布団の中で、ぼんやり天井を見つめながら思いました。
「このまま、人生が終わってもいい」
でも——朝は来るんです。
どんなに辛くても。どんなに動けなくても。 カーテンの隙間から、光は差し込んでくる。
それでも、続けたこと。

体は重い。足は痛い。
それでも私は、氏神様へのお参りとゴミ拾いだけは続けました。
寒い朝、足を引きずりながら歩く。 誰も見ていない道で、一人ゴミを拾う。
ある日、コーヒーの缶を拾いました。 中身が残っていて、私の足元にこぼれました。
その瞬間、思ったんです。
「自分の人生、くだらないな」
何をやっているんだろう。 ゴミを拾っても何も変わらない。 やめてしまってもいい——そう思いながら家に帰りました。
眠りにつく前に、浮かんだ言葉。
布団に入って、眠ろうとしたとき。
自分に問いかけました。
「何がしたい。どうなりたい。」
答えはすぐには出なかった。 でも、ひとつだけ、静かに浮かんできた言葉がありました。
「誰かの役に立てたらいい」
自分のことばかり考えていると、苦しくなる。 でも、人のことを考えると——不思議と、少しだけ心が軽くなる。
ほんの小さな光でした。
でも確かに、感じました。 これだ、と。
57歳は、遅いか。
私は57歳です。
遅いでしょうか。
正直、遅いかもしれない。 でも、こうも思うんです。
「死ぬ前に気づけたなら、まだ間に合う」
ナポレオン・ヒルは言いました。 「98%の人は、流される人生を生きる」
私はずっと、その98%でした。
でも——もう、後戻りはしません。
逃げない。向き合う。誰かの役に立つ人生を生きる。
それが私の、**「2%の目標」**です。
あなたに届いてほしい。
まだスタートラインにも立っていません。
でも、この文章を読んでくれたあなたに、伝えたいことがある。
何歳からでも、気づいた日が、スタートです。
流されてきた時間は、無駄じゃない。 それが全部、あなたの「物語」になるから。
これからも、自分の体験を正直に書いていきます。 この文章が、誰かの小さな勇気になったなら——
それだけで、私がこれを書いた意味があります。



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